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名前の由来
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「倉(くら)」と言うのは我が家の屋号です。
そして、訪れて下さったお客さまに
心も身体もラク〜になって帰ってもらえるように、 「楽」という字をつけて、
「楽倉(らくら)」と名づけました。
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屋号って・・・!?
みなさんは「屋号」と言う言葉の意味をご存知ですか?
わたしが生まれ育った愛知県犬山市では、
屋号を持っているのは自営業をしている家だけで、
一般の家で屋号があるなんて聞いた事もありませんでした。
でも、飛騨のこの辺りでは自営をしていない普通の家にも屋号があり、
家族内の会話の中での近所や親戚の話など、普通に屋号が飛び交うし、
回覧版も屋号で書いて回って来るし、電話でも屋号で名乗ったりします。
近所の屋号には、沖(おき)下内地(しもないち)
石ばた(いしばた)船渡屋(ふなとや)など
おもしろい名前がいっぱいあるんですよ。
因みに屋号に「・・・さん」は付けないんです。屋号は呼び捨てです。
嫁いで来た当初は、とても不思議で理解ができませんでしたが、
この辺りは同じ名字が多いので屋号があった方が便利なんだということが、
だんだんわかってきました。
今では近所の屋号は知っていても、名字を知らない家もあるくらいです。
屋号は、昔からのその家の便利な呼び名とでも言うのでしょうか。
今では、なんとなくそう理解しています。
土地が変われば、いろいろ面白いことがありますよね。
もし、これをご覧になられた方で、
うちの周辺にも一般の家に屋号があると言う方がいらっしゃったら、
是非おしえてください。
屋号という言葉に対するまた新たな見解を発見したいです。
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もう一つ理解できないおもしろいこと・・・
ここへ来て、もうひとつ不思議でおもしろかったことがあります
玄関の来客用チャイムが、玄関の外側じゃなく中に設置されていました
このことについても全く理解できず、それを初めて見た時、
わたしの頭の上には多数のQuestionMarkがぴょこぴょこ飛んでいました
話を聞いてみると、この辺りでは玄関を開けておくことはあたりまえで
でも田舎だけあって昔は、どの家も大きい為、奥に居ると声も聞こえないので
奥に居る人を呼ぶためにチャイムがあるということだったんです
「中に入ってもいいですか?」じゃなく
「玄関に出て来て下さい!」の意味のチャイムだったんですね
とても平和なところです
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